費用対効果の高いEC2
何らかの投資をするときには費用対効果を考えるべきでしょう。EC2は費用対効果が高いと言われることが多いです。ただ、すべてにおいて費用対効果が高いわけではありません。場合によってはコスト高になることもあります。
費用対効果が高いと言われるのは、スタートアップ企業や、新規参入やキャンペーンなどの場合です。一時的な利用、あるいは利用の規模が小さい場合などには費用対効果は高くなります。一時的に利用する場合であっても、何らかの形でサーバを準備しなければなりません。新たに設置するとなれば大きな費用がかかります。
長期間にわたって運用するのなら、費用を回収できるでしょう。しかし、一時的なキャンペーンの場合、そのためだけにサーバを準備しなければならないのであれば、費用対効果は悪くなる可能性が高いです。使わなくなったサーバはその後、遊休資産として活用されなくなる可能性もありますから、無駄が生じることとなります。EC2の場合、利用すれば利用しただけの料金を支払えば良いという点で優れています。
たとえば1ヶ月間だけ何らかの目的でサーバを増強したい場合、1ヶ月間だけ利用すると言ったことが可能です。初期投資が必要なく、使ったりソース分だけの支払いになりますから、無駄が発生せず、費用対効果は高くなると考えられます。逆に考えれば、長期的に運用するのであればEC2を利用するよりも、自社のサーバを増設する方が良い場合もあります。デジタルサイネージのことならこちら